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クイーンカップは岐阜県地方競馬組合が笠松競馬場のダート1600mで施行する地方競馬の重賞(SPIII)競走である。正式名称は「日刊スポーツ杯 クイーンカップ〔」、日刊スポーツ新聞社が優勝杯を提供している。 == 概要 == 1978年に笠松競馬場のサラブレッド系4歳(現3歳)牝馬の東海(笠松・愛知)所属馬限定の重賞競走「クイーン特別」として創設で3月に開催。1982年度では当競走が3月16日、6月19日と2回施行となり(地方競馬は会計年度が4月から翌年3月までのため)、第6回以降の施行時期を5月 - 6月に変更された。 1992年に同様の趣旨の競走にアングロアラブ系4歳(現3歳)牝馬の東海所属馬限定の重賞競走「クイーン特別」〔1995年のみ、「アラ・クイーン特別」の名称で施行され、同年を以って廃止された。〕が新設される事に伴い、競走名を「サラ・クイーン特別」に変更され、1996年からは東海地区重賞格付け制度施行によりSPIII(スーパープレステージスリー)に格付けされた。 2001年から中央競馬の秋華賞のGIステップ競走の北陸・東海・近畿地区(2007年からは中国地区を含む、2013年福山競馬場の廃止により、再び元に戻る)のブロック代表選定競走として、優勝馬はローズステークス、紫苑ステークスのどちらかの競走に出走可能となる。更にこのどちらかの競走でローズステークスでは上位3着までに、紫苑ステークスでは上位2着までに入賞すると秋華賞へ出走可能となったが、2003年からは、秋華賞へのステップ競走は名古屋競馬場で行われる重賞競走「東海クイーンカップ」に引き継がれた。2002年に競走名を「サラ・クイーンカップ」に、2009年に競走名を現在の「クイーンカップ」に変更された。 2012年から「東海クイーンカップ」の施行時期が夏から春に変更される事に伴い、再び、秋華賞へのステップ競走に指定される。 出走条件は創設当初は東海所属馬、2001年からは北陸・東海・近畿地区、2007年からは北陸・東海・近畿・中国地区交流競走となっている。馬齢はいずれもサラブレッド系3歳牝馬。 負担重量は別定重量である。 2013年度の賞金総額は261万円で、1着賞金180万円、2着賞金45万円、3着賞金19万8000円、4着賞金10万8000円、5着賞金5万4000円と定められている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クイーンカップ (笠松競馬)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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